日野江城本丸編です。本丸へはまだしばらく歩きます。
「新」階段遺構を登ると踊り場になっているのですが、それにそって登れないこともない。でも、二の丸を突っ切って西側から上がれなくもない。はて。どちらの道が正しい?
どちらも足場は悪く、踊り場をそのまま突っ切るように一度は登ったけど断念。違ったようです。
二ノ丸を突っ切って西側から上がる道が正しいようだ。
この写真では歩きやすそうですが、ここに行くまでは足場が崩れていて一瞬、ヒヤッとしました。道なき道を歩いて行くメンツでなかったら普通はあきらめるだろうな。というレベル。
案内板を後から見返すと、この道で合っていたようです。
本丸まではこの石垣を眺めながら登って行くわけで。いやぁ。立派だ。
本丸
本丸に到着しました。本丸も段々になっていて、写真奥の高まりのもっとさらに奥に現在は日野江城のお社があります。
本丸もなかなかの広さ。ここに御殿の建物が建っていたのであろうか。
日野江城の3D復元とか見てみたいなぁ。
本丸を一段登って曲輪2へ。ここは桜は7分咲きくらいで、レジャーシートをしいて花見したくなる場所です。
よく見ると段々に石垣が貼られている。
ここまでも十分広くて、まだ本丸をすべて探索したわけではないのに周りを見回すと
うわ。まだ先に広がっている!
あれは三ノ丸だよね!?っていうか広い!
本丸を挟んだ反対側の三ノ丸の広さに驚きながらも、まだ本丸を探索し終えてないわけで。もう少し登ります。
日野江神社が見えてきました。
かつてはキリシタン大名の城で、寺社を壊してその石を使われたというのに現在は神社が建つという。
日野江神社を横目にもっと奥に進むと曲輪1があります。
本丸の曲輪2もだいぶ広かったけど、その上段にある曲輪1もなかなかの広さで、山城なら十分にここだけで本丸サイズ。
この時は3月末。高度が少し高いところにある日野江城本丸は、まだ桜が満開というわけではなかったけど、ベンチもあるし、桜の季節にはちょうど良い休憩ポイントになることでしょう。
写真の右側、ちょうど人が立っているあたりから三ノ丸が見えるのだけど、その高低差にまた驚く。
写真は撮ったのだけど、桜が視界を遮ってしまったので写真は割愛です。
案内板によると曲輪1の奥から三ノ丸の方に降りられるようで確かに道もついていた。どこまで行けるかわからないけど恐る恐る降りてみる。そこで見たのは改めてすごい光景だった!
まだまだ先に広がる三ノ丸。
日野江城は想像していた規模とは全く違いました。
階段遺構があって、本丸があって、その反対側に三ノ丸がちょっと広がって・・・終わりだと思ったら、1時間程度じゃまわれない!!!
三ノ丸は目の前なのに・・・
うわぁ。こんなに広いのか!
まだまだ歩いて行きたいところだけど、この時点で17:14分。日の入りがだいぶ遅くなったとはいえ、このあと原城に行かねばならない。泣く泣く日野江城を後にしたのでした。
日野江城 散策ログ
写真右側の「P」が二の丸側の駐車場で、そこに停めて1時間弱の散策。二ノ丸の段々がよくわかります。
写真左側の「日野江城跡」の文字のところが日野江神社。そのさらに左側に三ノ丸が広がります。
・・・が、これで終われるわけはない!
どうしても三ノ丸を諦められなかった女子3人。
次の日は天気予報では終日雨。そしてそれでも予定はびっちり。まわるべき城は削れない。
一か八かの賭けで、日の出より前に起きて、日野江城三ノ丸リベンジを誓うのでした。
城のためなら睡眠時間なんぞ惜しくない!
日野江城 三の丸リベンジ編に続く。
日野江城散策記の続きです。二ノ丸、本丸と散策して見どころである階段遺構には行けたのでこれで終わることもできたけどやっぱり諦められない! 日野江城の左半分、三の丸をやはりこの目でみておきたくて、日の出前の朝5:00起きで雨の中を繰り出しまし[…]
島原城→丸尾城→日野江城→原城2日目
富岡城→世界遺産・キリシタン遺産めぐり(大江教会→崎津集落・崎津教会)→久玉城→河内浦城→下田城→小豆カフェでランチ→本渡城→明徳寺→金浜城→棚底城→リゾテラス天草
原城の宿 城
原城の三ノ丸の先、ぎりぎり史跡指定されていないところにある2018年にリノベーションしたばかりのホテル。コンパクトな宿で1人で城めぐり旅で泊まるのにちょうどよいです。朝食、夕食は敷地内の別棟の「割烹 城」でいただくのですが、グレードアッププランにしたらものすごいボリューム!海の幸だけでなく、今回は時間がなくて食べられないかなぁと諦めていた長崎名物の具雑煮や南蛮コロッケもいただけました!原城のすぐそばなので原城の朝駆けのための前乗りの宿としておすすめです。
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