本丸

登ると張り出した部分が。そうだね。ここに櫓を置きたいね。正面から攻撃できるね。
そして本丸から眺める景色がまたいい!

雨曇りだったのが残念。晴れていたらきれいだったろうなぁ。

本丸入口の高麗門が復元されています。なかなか立派。門の入口にしめ縄のようなものが飾られているのはなぜだろう?
天草では現在も民家の軒先には一年を通してしめ縄が飾られていて、それは「信仰しているのは神道ですよ(キリシタンではないです)」という意思表示の名残と言われているけど、関係あるのだろうか?
本丸は二ノ丸と比べるとだいぶ狭いけど、東隅櫓(下櫓)、高麗門とつながる上櫓、そして北と西に広がる多聞櫓が復元されています。

復元されているとはいうが・・・ずいぶんと形が違う気が。アンバランスだな。
富岡城絵図には北と西に広がる多聞櫓がどちらも二層で描かれているけれど、片側が一層になっている???
でも、外側から眺めた写真を見ると、庇があるためか二層に見えるようだ。発掘調査によって、絵図と同じ場所から壁に庇を付けて二層に見せかけた平屋造りの建物であった跡がわかっているそうな。
最後に本丸から二ノ丸の東側の腰曲輪を通って出丸へ。これまた素敵な桝形虎口が現れた。
三ノ丸への降り口?
富岡城絵図から推測するに、方向としては三ノ丸へ降りていくことになるはず。
三ノ丸は現在は富岡城の公園の範囲外のようなので行きませんでした。途中まで降りてみたけど時間もなかったのでUターン。降りられるところまで降りたかった。



出丸
本丸から一段下がって二ノ丸、さらに一段下がって出丸があります。
出丸といってもここから降りて攻撃するのではなく、三ノ丸方面に対する防御の拠点といったところか。

ベンチがあって一休みにちょうどよい。ビジターセンターにトイレはあるし、お弁当を持ってここで一休みするのにぴったりなスペースです。

出丸を出て二ノ丸へ上がり、来た道を駐車場へ戻ります。

二ノ丸にある「富岡回天の碑」が見える。
富岡城は公園としては散策もしやすく、復元は「?」と思うこともあるけど「見せ所」は心得ている城跡でした。
今度は桜満開の時期に来たい。
富岡城の次は天草下島をドライブ。世界遺産文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として認定された崎津集落を目指します。
城とは異なるので、旅行記ブログの方で更新します。
城の更新は久玉城編で!
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