日野江城② 三の丸の石垣はさらなる見どころだった! ~島原・天草の城めぐり(4)

日野江城散策記の続きです。二ノ丸、本丸と散策して見どころである階段遺構には行けたのでこれで終わることもできたけどやっぱり諦められない!
日野江城の左半分、三の丸をやはりこの目でみておきたくて、日の出前の朝5:00起きで雨の中を繰り出しました。
宿泊していたホテル「原城の宿 城」の方に相談したら、朝食の時間はさすがにはやすぎるということで、おにぎりを作ってくださいました。感謝です!

 

日野江城 二の丸、本丸編はこちらから

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二ノ丸 階段遺構

 

日野江城 全体図

日野江城 全体図
日野江城 全体図

 

日野江城 三の丸へ

朝、6:20に原城の三ノ丸に到着。残念ながら天気は雨です。

早朝の日野江城
早朝の日野江城

 

駐車場の下も曲輪
駐車場の下も段々

おそらく車を停めたのは曲輪10の下あたり。この駐車スペースには車が2~3台停められるのだけど、ひいて眺めたらその下もずっと段々でした。これが案内版でいう曲輪10なら石が側面に積まれた1段が下に広がるはずなんだけど、さらにその数段連なっているのは後世の開墾の跡か?

曲輪11

曲輪11
曲輪11

案内によっては「北の曲輪」とされているこの一画。すごいです!見渡す限りの段々と連なる曲輪。側面にはしっかりと石が貼られている。これは一見の価値アリです。

日野江城 全体図
日野江城 全体図

案内板でいう左上の部分に曲輪11があります。土橋らしきところを歩いてみたけどここで撤退。この奥に堀切があってさらに奥に曲輪12があるように書いてあったのだけど、雨が絶え間なく降っていて足元もぬかるむので北側の散策はここまで。

 

 

 

 

三ノ丸

駐車場から入ると正面に見えた曲輪11があまりにも素晴らしかったので目がいってしまったけど、ふと振り返ったら三ノ丸もすごかった。

 

三の丸と北の曲輪の間
三の丸と北の曲輪の間

 

かつて宣教師ルイス・フロイスが日野江城を訪れた時、「日本にこれほど壮麗な建造物があるなど考えてもみなかった。」と書き残したという。
二ノ丸、本丸も十分広かったけどさらに三ノ丸にはどのような建物が建っていたのでしょうか。

原城方面を眺める
原城方面を眺める

 

朝もやの中の日野江城
朝もやの中の日野江城

 

日野江城は歴史番組や城番組で紹介された階段遺構は日野江城のほんの一画なだけで、行ってみたら規模の大きさに驚愕しました。この規模感はぜひ歩いて体感してほしい。
高石垣ではないですが段々に積み重ねられた曲輪をびっちりと石垣が囲む様子は圧巻。

ちなみに、台風の影響によって、東側の二ノ丸側から入って二ノ丸、本丸、三の丸へは歩いて行けない状態になっていたようですが、今回見たところでは本丸から三ノ丸への道、三の丸の足元は特に問題なさそうでした。(見た限りで、実際に歩いたわけではないけれど。)
整備はされていますが今後も台風被害などがあった場合は東側、西側の両方に車を停めないと全体が見られない、ということもあるかもしれないのでご注意ください!

 

東京から島原へのアクセス
JAL、ANA便で東京から約2時間。
長崎空港からは島原までは直行特急バスが出ていて、島原まで1時間40分。近い。近い。
島原で泊まったホテル


原城の宿 城
原城の三ノ丸の先、ぎりぎり史跡指定されていないところにある2018年にリノベーションしたばかりのホテル。コンパクトな宿で1人で城めぐり旅で泊まるのにちょうどよいです。朝食、夕食は敷地内の別棟の「割烹 城」でいただくのですが、グレードアッププランにしたらものすごいボリューム!海の幸だけでなく、今回は時間がなくて食べられないかなぁと諦めていた長崎名物の具雑煮南蛮コロッケもいただけました!原城のすぐそばなので原城の朝駆けのための前乗りの宿としておすすめです。

 

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