三の曲輪
三の曲輪に入るために登ってきたところ。
写真の正面にあるのが二の曲輪。さらに奥には一段高くなった一の曲輪がある。
二の曲輪へは写真の右奥を歩いてぐるっと回りこんで入る。この「ぐるっとまわって右から入る」のは三の曲輪、二の曲輪、一の曲輪とも同じ造りになっています。
なかなか広い三の曲輪。
三の曲輪から眼下を眺めると先ほど通ってきた桝形虎口付近がよく見えること!
ノーコンなワタシでも投石でやっつけられそう。
土岐悪五郎を具現化したような凛々しい旗の絵。名前に「悪」がつくのは悪いことではなく、この時代では「強い」「勇ましい」を意味していて、超絶縁起の良い名前で、土岐康貞を初代として代々、土岐三河守悪五郎を世襲したそうな。
三の曲輪の虎口へ戻り、二の曲輪へ向かいます。
二の曲輪
東側の通路を通って右から二の曲輪に入る。この道をまっすぐ行くと一の曲輪へと続きます。
二の曲輪もこれまた広い。そして登れそうで登れない切岸がお見事。
二の曲輪から三の曲輪を見下ろすと、ここからだと三の曲輪の下の通路付近まで見えるではないか!攻めてくる敵の動向が手に取るようにわかる!
怖っっっ!
二の曲輪は一部崩れているところがあるけれど、この切岸がいいねぇ。
三の曲輪、二の曲輪と上がってくるにつれ、高低差は少なくなってくる。一見、よじ登れそうに見えるのだけど、
一の曲輪に近づいてみたら、これはよじ登るのはしんどいわ~。と実感。
今度は三の曲輪を眺めて見ると、三の曲輪の広さを改めて実感。
こう見るとやっぱり三の曲輪は広いな。兵をスタンバイさせておくのに良いスペースで、突端までいけば桝形虎口を狙える造りになっている。
桝形虎口を抜けられたとしても三の曲輪の下の通路を通るしか道はなく、三の曲輪から横矢をかけ放題。
素晴らしい!
一の曲輪から先は次の更新で。
>> 一の曲輪、二重堀切を見に行く!
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