霞城① こんなの見たことない。平石小口積みの虎口は必見! 

三ノ曲輪

手持ちの縄張図は曲輪の名称が「謎」で、全国遺跡報告総覧のレポートにも霞城の報告が無かったので、余湖さんの余湖図コレクションの霞城を参考に説明していきます。

大手桝形門跡の虎口に感嘆し、堀切を越えてすすむとまた壁のように立ちはだかる石積み。
余湖図でいうと「4」の曲輪から「3」(三ノ曲輪)を眺めているところです。三ノ曲輪の上に「1」の主郭がある。

霞城 三の曲輪の石垣
三ノ曲輪の石垣と奥に主郭の石垣
霞城 三ノ曲輪の石垣 主郭の石垣
三ノ曲輪の石垣の奥に主郭の石垣が見える

広角で撮影。このアングルから撮ると三ノ曲輪、主郭の石垣がよくわかる。結構な圧迫感だよね。

 

霞城 三ノ曲輪
霞城 三ノ曲輪の石垣をアップで撮影

この石垣、高いところだと2.5mくらいある。

霞城 三ノ曲輪の石垣
屈曲が美しい三ノ曲輪の石垣

カクカク曲がっている石垣。あの平たく尖っている石をよくもこんなに積めたものだ。

 

霞城 三ノ曲輪の石垣
三ノ曲輪の石垣 左側(北側)
霞城 三ノ曲輪の石垣
三ノ曲輪の石垣 右側(北西側)

 

三ノ曲輪に上がって四ノ曲輪を眺めたところ。

霞城 三ノ曲輪から眺めた四ノ曲輪
三ノ曲輪から眺めた四ノ曲輪
霞城 三ノ曲輪
三ノ曲輪の石垣

1~2mの石積みがぐるっとまわっている。

三ノ曲輪の様子はこんな感じ。

霞城 三ノ曲輪
三ノ曲輪と主郭の石垣

三ノ曲輪。右側は落ちていてその下は四ノ曲輪。
どちらの登城口から登ってきてもここに出る。主郭を中央に置くと、その左下(北から西にかけて)に三ノ曲輪、ほぼ同じ高さで右下(南から東にかけて)にニノ郭がある。

霞城 三ノ曲輪
三ノ曲輪

広い三ノ曲輪。この奥がニノ曲輪です。

 

>>ニノ曲輪と虎口跡が残る主郭編に続く


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