三ノ曲輪
手持ちの縄張図は曲輪の名称が「謎」で、全国遺跡報告総覧のレポートにも霞城の報告が無かったので、余湖さんの余湖図コレクションの霞城を参考に説明していきます。
大手桝形門跡の虎口に感嘆し、堀切を越えてすすむとまた壁のように立ちはだかる石積み。
余湖図でいうと「4」の曲輪から「3」(三ノ曲輪)を眺めているところです。三ノ曲輪の上に「1」の主郭がある。
広角で撮影。このアングルから撮ると三ノ曲輪、主郭の石垣がよくわかる。結構な圧迫感だよね。
この石垣、高いところだと2.5mくらいある。
カクカク曲がっている石垣。あの平たく尖っている石をよくもこんなに積めたものだ。
三ノ曲輪に上がって四ノ曲輪を眺めたところ。
1~2mの石積みがぐるっとまわっている。
三ノ曲輪の様子はこんな感じ。
三ノ曲輪。右側は落ちていてその下は四ノ曲輪。
どちらの登城口から登ってきてもここに出る。主郭を中央に置くと、その左下(北から西にかけて)に三ノ曲輪、ほぼ同じ高さで右下(南から東にかけて)にニノ郭がある。
広い三ノ曲輪。この奥がニノ曲輪です。
>>ニノ曲輪と虎口跡が残る主郭編に続く