日本城郭検定1級について
日本城郭検定1級はまさにその感覚だな。と試験勉強しながら思ってました。もはや「類推」や「推測」では解けない、知らなきゃ終わり系の設問が増えてくる。
通常は4つの選択肢から消去法で絞っていくものですが、「選択肢がどれも合っているように思えない」。ひーーー。🤣
日本城郭検定1級 勉強法
- 過去問はとにかくやれ
やっただけ、正解数は稼げます。確実に「知らないよ」という設問は出てくるのでそれは「捨てる問題」と思って諦める。
その代わり、取れる問題は確実に取る!- 消去法が効果的である程度の知識は積み上げておくこと
まったくわからないからと適当に答えて当たるほどは甘くない。 消去法の選択肢が「わけわからない」状態にならない程度の知識は必要。まずは過去問に出てきた城については「週刊 日本の城」で一通り調べておくことにしていました。今回ワタシはこの「消去法の判断」に助けられました。- 6月の受験なら2月までの発掘調査結果や新発見の出来事は確認しておく
いまのところ1級は毎年6月の実施のみ。準1級とは異なり、1級はけっこう直前までの発見ネタが出てくることがあります。
Twitterでお城のニュースや調査報告、発掘状況を紹介している城好きの方がたくさんいらっしゃいます。ワタシもそういう方をフォローして、過去の投稿を遡ったりして活用させていただきました。- 「数」をおろそかにしない
ここが準1級とは大きく異なるところ。門の数、柱の数、櫓の数。けっこう細かいところまで聞かれます。
過去問に出てくる「数」問題は「感覚」ではなく「確実」に覚えておくこと。- マークシートに慣れておく
1年に1回ペースだと、たとえマークシートとはいえ、緊張するんですよ(笑 シャーペン持つのも1年ぶりだったりするし。1時間であの問題数を解くというのは、数年ぶりだとその感覚自体、忘れちゃってるんですよね。
そのためにも、瞬間的に判断できるように過去問はやって訓練しておいたほうがよい。
「流れ」を意識してお城マトリックス年表を作った
Twitterをフォローして最新情報をゲットせよ!
設問を作って印刷に回すリードタイムを考えても6月試験なら前年の10~11月くらいの事柄でも問題になりそうだな、と想定して、ニュースサイトを遡って検索して頭に入れてました。
・Twitterでお城関係のニュースを発信しているアカウントをフォロー
しろたん@おーちゃんさんのTwitter
暗記アプリで反復練習せよ!
そして最後の砦はやっぱり暗記。こればっかりはフィールドワークが足りてないのでしょうがない。
準1級まではノートにミスった過去問を書き出していたけど、家にいるときしかできないので、通勤時間で簡単に勉強できる方法がないかな?と思って探したら、良いアプリを発見!
暗記ドリルメーカー!
暗記系アプリはAndroidで当時出ていたものは片っ端から使ってみました。
単語帳タイプも試したけど、一番使いやすかったのがこの暗記ドリルメーカ。
最初は使い方に戸惑うけど慣れるとカンタンで、
・過去問に解答の番号を書き込んでおく。
・アプリで撮影して取り込む
・アプリの下部メニューの「囲む」を選択して指でなぞると赤い帯ができる。
この赤い囲みの部分は指でドラッグすると外れるようになっているので、その場ですぐ解答が確認ができちゃうんです!
回答の部分を隠すだけではなく、過去問に自分の言葉で書いた解説を記載しておけば、解説もすぐ確認できる!
選択肢の横の大きな赤い部分は、ワタシが書いた解説がある部分です。
これは便利よー。
私のスマホは小さめサイズなので表示領域がどうしても狭くなってしまうので、タブレットにインストールして使っていました。
通勤時間も試験勉強がはかどるはかどる。このアプリ、今もあるならおすすめです。
勉強の時のお役立ちグッズ
右の上にのっている半円のころんとしたものは、フセンマーカーというもので、今、別の試験勉強をしているときに知って買ったもの。蛍光ペンはFLEXIONであったとしても消すときに印刷が薄くなってしまうもの。これは簡易テープで、半透明で蛍光ペンのようなアクセント付けに使える。はがすのもカンタン。
こういうかわいい面白グッズがあると勉強も楽しくなる単純なワタシです。
勉強法については「ここまでやるの?」と、どん引かれそうですが、えぇ。勉強がというより、そもそもこういった「作業」が好きなんです。
もっと他に効率的なやり方もあると思うし、ここまでやらなくてもよいかもしれない。でもこの中の1つでも参考になれば嬉しいです。
日本城郭検定に合格したようであればぜひご連絡ください!
<<終わり>>
2022年秋の日本城郭検定の開催は11月13日! 第21回の準1級のテーマは「作事・戦国武将と城と城下町」。準1級以外を受けるにせよ、準1級で指定されるテーマをある程度は抑えておきたい。ベーシックな本からマニアックな本まで、テーマについて[…]
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