3回計画だったけど、2回目でとれましたよ。日本城郭検定1級!
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ギリギリですが、なんとか突破できました!
今回はだいぶ出題傾向が変わってました。
今までは
「は!? そんなの誰が知ってるんだ!?重箱の隅をつつくような問題だな。」
というようなヤマのはりようのない質問が多かったように思います。出題側もこなれてきたのか、はたまた、自治体が最近頑張ってくれて、いろいろ発掘&発見してくれるもんだから、出題がしやすくなってきのか、納得のいく問題が増えました。
以前の問題を見ると、中国だか朝鮮の城の塀の工法は?みたいな「むしろ日本の城の質問じゃないじゃん。倭城でもないし。」と、愚痴りたくなるような出題もあったり、かなり重箱の隅つつく系の質問で、こりゃ、事前の勉強のしようもないなと諦めたくなることも多々(笑。
写真を見せて「この城なーんだ?」的な質問が加わったり、過去問だけやっているのではなく、その城の象徴的な姿を知っていないと解けない問題もあるけど、理不尽ではない。
そのぶん、今後は出題側からすると、準1級との難易度の差を出すのが難しくなってくるかもしれません。
続100名城に関する質問も、来るかなと思ったけどさほど多くなかったので、もしかしたら2級は100名城、準1級は続100名城、1級はそれ以外みたいになっていくのかな。あるいは単に続100名城の決定するまえに出題範囲を確定しなければならなかったか!?
とはいえ、ワタシもなんだかんだとこの1~2年、いろんな城に連れて行ってもらって経験積めて、たとえ「消去法」だったとしても、だいぶ判断ができるようになってきたので、ちょっとは成長したとは思います。過去問やっているだけじゃさすがに受からない。
いつも連れ出してくれる諸先輩方、誘ってくれるお仲間の方。大感謝です。
ということで、今後、1級を受ける人にアドバイスです。
- 過去問はとにかくやれ
やっただけ、正解数は稼げます。確実に「知らないよ」という設問は出てくるのでそれは「捨てる問題」と思って諦める。
その代わり、取れる問題は確実に取る! - 消去法が効果的である程度の知識は積み上げておくこと
まったくわからないからと適当に答えて当たるほどは甘くない。 今回ワタシはこの「消去法の判断」に助けられました。 - 6月の受験なら2月までの発掘調査結果や新発見の出来事は確認しておく
いまのところ1級は毎年6月の実施のみ。準1級とは異なり、1級はけっこう直前までの発見ネタが出てくることがあります。
Twitterでお城のニュースや調査報告、発掘状況を紹介している城好きの方がたくさんいらっしゃいます。ワタシもそういう方をフォローして、過去の投稿を遡ったりして活用させていただきました。 - 「数」をおろそかにしない
ここが準1級とは大きく異なるところ。門の数、柱の数、櫓の数。けっこう細かいところまで聞かれます。
過去問に出てくる「数」問題は「感覚」ではなく「確実」に覚えておくこと。 - マークシートに慣れておく
1年に1回ペースだと、たとえマークシートとはいえ、緊張するんですよ(笑 シャーペン持つのも1年ぶりだったりするし。1時間であの問題数を解くというのは、数年ぶりだとその感覚自体、忘れちゃってるんですよね。
そのためにも、瞬間的に判断できるように過去問はやって訓練しておいたほうがよい。
と、まじめに書いてしまいましたが、一番大事なのは楽しむこと。
超絶マニアックで「なんだこりゃ!?」と思っても、わからなかったら調べたくなるし、行ってみたいと思う。その気持ちを大切に。解けなかった問題に出てきた城は、「新たな城との出会い」ということで楽しみましょー!
「好きこそものの上手なれ」スピリットです。
なんて書いてみましたが、今回はいつになく勉強が手につかず、冷や冷やしてました。
全部、「おっさんずラブ」のせい(笑。
全部、「おっさんずラブ」のせい(笑。
とにもかくにも、とるものはとったのであとは経験が追いつくよう、フィールドワークも頑張ります。今年もまた城に行くぞ!