有馬温泉の魅力は日本三大古湯である温泉だけでなく、かつての街道沿いに並び立つ老舗の商店、町屋を改造した街歩きグルメと魅力がたくさん!温泉以外の楽しみ方も紹介します。
有馬温泉 温泉とグルメ
有馬温泉は山あいに発展した町。バスターミナルから入る有馬本街道(湯本坂)はゆるい坂道で、当時の街道の名残がその細い路地に残っている。長さ600mの道の両サイドには昔ながらの格子戸が並んでいて、これがまた風情があるのです。
有馬本街道からはさらに細い階段状の路地がたくさん伸びていて、散策して歩くのが楽しい!
立ち寄り湯、吹き出す源泉、神戸牛や但馬牛のグルメやB級グルメ!と、みどころがたくさんあるのです!
- 名店が並ぶ通り
- おまんじゅう 三津森
- 細い階段状の路地
- 登録有形文化財の店舗
猪肉を使った肉まんがこんな素敵な建物で売っている。

そして温泉寺と温泉神社。

温泉寺は奈良時代に温泉で人々を病から救おうと行基上人(ぎょうきしょうにん)が724年に建立したという。
行基上人は歴史の教科書にも出てくる人物で、民衆へ仏教を布教し、今でいう社会事業にも貢献した人物。東大寺の大仏建立にも携わったとされる。
温泉神社は「有馬温泉を見つけた」という大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこのみこと)などの神々が祀られている。大己貴命はわかりやすいところでいうと別名「大国主神(おおくにぬしのかみ)」で、こちらの呼び名のほうが知られているかな。
有馬温泉の守護神を祀っていて、子宝が授かると伝わっているそうな。有馬の湯が「子宝の湯」と言われるのはこのエピソードから来ているのでしょうね。
温泉寺と温泉神社は隣同士なので、両方に参拝してみてください。
有馬温泉 食べ歩きもできるB級グルメの宝庫
有馬温泉では狭い道幅にぎゅうぎゅう詰めにお店が並んでいる。お店に入ってゆっくり食事するのも良いけれど、食べ歩きもできるB級グルメもおすすめです。
きんつば 秀よし

「きんつば 秀よし」は、きんつばの専門店。きんつばを食べ歩き用に串に刺して売っていました。
注文したのはブリュレ焼き芋串。注文を受けてから炙ってくれる。焼き芋の甘さと表面がブリュレなのでカリカリしていておいしい!
これで300円で最高の食べ歩きグルメ!
・・・と、大満足の味だったのですが、有馬温泉にあったこちらの店は閉店してしまったそうです。
神戸のお店では引き続き、きんつばを打っているようですが、食べ歩き串は有馬温泉のみだったので残念です。
有馬温泉はこのような食べ歩きグルメが充実していましたよ!
サボウル SABOR
有馬温泉で但馬牛を手軽に味わいたいならおすすめなのが「SABOR」。

「金の湯」の向かいにある玩具博物館の中にあるので、そのことを知らないと戸惑う。
SABORの入口は玩具博物館の奥にあります。
- SABOR 入口
- 有馬サイダー
神戸ビーフのハンバーガーを楽しみにお店に入ったけれど、有馬サイダーも楽しみだったりする。
実はサイダーは有馬温泉で初めて作られ、当時は「てっぽう水」と呼ばれました。シュワシュワとした炭酸が「勢いよくはじける様子」から鉄砲に見立てて名付けられたのでしょう。その歴史は明治時代に有馬の炭酸泉を飲料として活用されたことから始まったのですが、その後に様々なサイダーが他社から発売されてからいったん製造終了となりましたが、2002年に復刻!
強めの炭酸がおいしいので、有馬温泉に来たらぜひとも名物「てっぽう水」こと有馬サイダーは試してもらいたい。特に風呂上りの有馬サイダーは最高なのです。

スタンダードなクラシックバーガーをオーダー。但馬牛の肉厚なパテは「牛肉食ってるなぁ。」といった印象。
神戸牛と比べて「但馬牛」は関東の人間からすると聞きなれない名称だけど、例えるなら「但馬牛は神戸牛のお父さん」。但馬宇牛を「素牛」としていて、そのなかからさらに厳しい基準をクリアした牛のみが「神戸牛」を名乗れるわけです。
松坂牛も近江牛も、もとはといえば但馬牛を素牛としているそうです。
但馬牛を使ったクラシックバーガーにセットでフレンチフライと有馬サイダーを付けて1,760円(税込)。
「お父さん牛、ありがとう![]()
」と感謝しながらおいしくいただきました!
有馬温泉の源泉めぐり
有馬はあちこちから温泉の蒸気が上がっている町。金泉の色に染まった側溝を温泉が流れていく。
こんなに温泉を身近に感じられるところはなかなか無い。
- 温泉の湯気があがる
- 金泉の温泉に染まった側溝
有馬は小さな町だけど見どころが多く、立ち寄ったスポットを紹介します。
私が行った2024年2月は「銀の湯」は改修中で入れなかったんです。泊まるホテルを銀の湯を引いているところにして銀の湯を堪能し、どうしても入って見たかった金の湯は公衆浴場の「金の湯」に行きました。
有馬温泉の「金の湯」について
- 有馬温泉名物 金の湯
- 金の湯「太閤の泉」
「金の湯」の温泉は酸化鉄が含まれている「金泉」と呼ばれる茶褐色の温泉に入れる公衆浴場。2つある浴槽は「ぬる湯」でも42℃、「熱い湯」は44℃と熱めの湯で、噴き出した時の温度は98℃!
含まれている塩分は海水の1.5倍! 保湿・保温効果が高く、神経痛や冷え性、高血圧に効果があるとされていますが、体が温まることから「子宝の湯」と伝えられてきました。江戸後期の温泉番付では道後温泉、別府温泉を押さえて西の大関に番付されていて、「東の草津、西野有馬」と、いつの時代も大人気でした。
茶褐色の温泉は湯上りで体をふいたときにタオルにその色がついてしまうことがあるため、湯上りに軽く真水で流したのだけど、タオルが思った以上い褐色に!すごい鉄分量だ!
2月という寒い日でしたが体がポカポカして心地よかったです。
もし、温泉に入る時間が取れなかったとしても「金の湯」には建物の外に無料で利用できる「足湯」もあるのでさくっと金の湯に入ることができます。
有馬温泉は日本の温泉で記録が残っている最も古い歴史をもつ温泉。日本書紀には「631年に舒明天皇が有馬で湯治をして3ヶ月滞在した」と記されていて、この金の湯の入口には「日本第一神霊泉」という石碑があります。
そして時代を経て豊臣秀吉にも愛された有馬温泉の金湯。ぜひとも入ってみてください!
<有馬温泉編 終わり>
有馬 瑞宝園
2024年2月に宿泊しました!
有馬温泉の温泉街からは奥のほうにあるため有馬温泉駅からは徒歩20分。しかも坂道を登るという少々アクセスは悪いですが、他の宿より安くて泊まりやすく、コスパの良いホテルです。夕食には神戸牛のしゃぶしゃぶ!おいしかった!温泉は「銀泉」に入ることができます。
秀吉が囲碁を打ったという碁盤の石がある瑞宝寺跡は散歩圏内です。
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