丁野山城に行くなら・・・立ち寄りスポット
この日の3城目の丁野山城の散策が終了し、JR河毛駅へ向かいます。その前に丁野山城から河毛駅までの立ち寄りスポットを紹介!
山脇山 明智光秀陣所跡
丁野山城の南西側の谷田神社(弥勒寺)の登城口から出てJR河毛駅へ向かう間、北陸自動車道の下を抜けて田んぼを横目にひたすら歩くと見慣れた城の案内の看板を発見。
え!?山脇山ってここから入るの!?
下にある中島城から馬蹄状に丁野山城、さらに山脇山と山が連なっている。丁野山城がある岡山と山脇山は現在は北陸自動車で分断されているため、これが山脇山だと気づかなかった!偶然見つけられてラッキーでした。
案内板によると、古図から光秀の陣所は山の頂上にあったとされるが、明確な陣所跡は確認できていないそうです。

今回は立ち寄れなかったので、次また訪れる際には登ってみたい。
JR河毛駅 コミュニティハウス
もうひとつのおすすめスポットがJR河毛駅。
ポツポツ降っていた雨がこのあと本降りになる予報だったので早めに河毛駅に着いたのだけど、想定していた時間より1時間近く駅に着いてしまった。この時間帯の電車はほぼ1時間に1本・・・。
次の電車が到着するまでの1時間弱。何をしよう?と途方にくれていたのだけど、河毛駅のおかげで時間がたつのがあっという間でした!
ポツポツ降っていた雨がこのあと本降りになる予報だったので早めに河毛駅に着いたのだけど、想定していた時間より1時間近く駅に着いてしまった。この時間帯の電車はほぼ1時間に1本・・・。

次の電車が到着するまでの1時間弱。何をしよう?と途方にくれていたのだけど、河毛駅のおかげで時間がたつのがあっという間でした!
- JR河毛駅
- 浅井長政とお市の像
駅前には小谷城周辺史跡案内図がある。
ワタシは小谷城には車でしか行ったことないのだけど、小谷城の最寄り駅って河毛駅だったのね!
河毛駅ではレンタサイクルの貸し出しもしているので、小谷城に行くなら自転車で行きたいところだけど、小谷城から歩いて来たのだろうハイカーさん達がいました。
ひえぇ。ここから歩いて行くのか!
ワタシは小谷城には車でしか行ったことないのだけど、小谷城の最寄り駅って河毛駅だったのね!
河毛駅ではレンタサイクルの貸し出しもしているので、小谷城に行くなら自転車で行きたいところだけど、小谷城から歩いて来たのだろうハイカーさん達がいました。
ひえぇ。ここから歩いて行くのか!

JR河毛駅の構内には観光案内所とお土産売場がありました。
まわりを見回すと、城・城・城!
小谷城、虎御前山城、中島城、丁野山城を中心とした湖北の城の縄張図や案内がたくさん掲示されていたんです!
- 河毛駅構内
- 城・城・城だらけ!
そしてこれが河芸駅でゲットした戦利品たち。
「行った城の御城印しか購入しない」と決めているのだけど、行ってはいるもののまだ持っていなかった小谷城も含めた丁野山城、中島城の御城印を購入。
さらに長浜地方のタウン誌「みーな」もバックナンバーが展示されていて、近江の城郭の特集号を発見!知らなかった城の情報も載っていて、これは良いものを手に入れた!
そして現地で採れたお米なのかな?古代米も購入。その名の通り、古代に栽培されていたお米で品種改良されていないもの。お米1合に対し、ティースプーン1杯くらいを入れて炊くと赤く染まったもちもちした仕上がりになります。
さらに長浜地方のタウン誌「みーな」もバックナンバーが展示されていて、近江の城郭の特集号を発見!知らなかった城の情報も載っていて、これは良いものを手に入れた!

そして現地で採れたお米なのかな?古代米も購入。その名の通り、古代に栽培されていたお米で品種改良されていないもの。お米1合に対し、ティースプーン1杯くらいを入れて炊くと赤く染まったもちもちした仕上がりになります。
この写真を見逃すな!
買い物を終えて駅構内を散策。丁野山城、中島城、小谷城を中心とした城の資料展示がされているのだけど、この写真がすごい!
小谷城の古絵図もあって、構内の展示にはその解説図もありました。
福寿丸と山崎丸は標高はそれぞれ300m、220mくらいはあるのだけど、当時の表現方法では平地にあるように描かれている。
大嶽城からまっすぐ下がってきた先にある「浅井亮政出生地 丁野村」というのは現在の長浜市小谷丁野町で、岡本神社周辺だったようです。
大嶽城からまっすぐ下がってきた先にある「浅井亮政出生地 丁野村」というのは現在の長浜市小谷丁野町で、岡本神社周辺だったようです。
そして小谷城周辺の模型もあった! 地形や山の高さと大きさ、築かれたであろう城の規模もよくわかる。
右上に小谷城、その左に中島城と丁野山城。下には虎御前山城があります。
右上に小谷城、その左に中島城と丁野山城。下には虎御前山城があります。
この模型でだいたいの位置関係を把握してから構内掲示の資料を見ると、さらに理解が深まる。
中島城と丁野山城の配置図と縄張図に当時の様子が描かれている。中島城の南と北は湿地や沼地だったようだ。中島城へは山の稜線を歩いてこないと侵入できなかったのね。
※方角的には天地が逆になっています。
※方角的には天地が逆になっています。
そしてこれは登城前に知っておきたかった!この縄張図と解説がめちゃくちゃわかりやすい!
「小谷山周辺観光案内図」は、小谷城の番所跡からぐるっとまわった山崎丸までの距離が記載されていて、さらに脇坂安治生誕地、浅井家発祥地、中島城、丁野山城、虎御前山城の位置関係と距離感がよくわかる。
「復元 幻の小谷城マップ」は有料なのだけどわかりやすいので初めて行く人には勧めたい。
そして河毛駅でも購入できる「復元 幻の小谷城マップ」もひとつひとつの曲輪の復元度合いがわかりやすい!
売店で購入した「長浜みーな」から発行されていて、山城初心者におすすめ。これを見ながら小谷城は本丸の裏の大堀切までぜひ行ってもらいたい!
売店で購入した「長浜みーな」から発行されていて、山城初心者におすすめ。これを見ながら小谷城は本丸の裏の大堀切までぜひ行ってもらいたい!
戦国時代の後、平和になった江戸時代にこの周辺は「小谷宿」という宿場町になりました。
小谷城のすぐそばには須賀谷温泉もあることだし、小谷宿に泊まったら温泉に入ったのかもしれない。須賀谷温泉はお市の方が湯治で使ったというエピソードもあるしね。
小谷城のすぐそばには須賀谷温泉もあることだし、小谷宿に泊まったら温泉に入ったのかもしれない。須賀谷温泉はお市の方が湯治で使ったというエピソードもあるしね。
虎御前山城 中島城 丁野山城 散策ログ
これにて今回の散策は終わり。虎御前山城でお昼休憩をしたものの、雨が本降りになる前に山を下りなきゃ!と、後半は急ぎだったものの、充実した城めぐりでした。