2009年7月にいったときの熊本城の振り返り編の続きです。
今とは違い、写真の解像度が劣っていていてイマイチなのですが、熊本地震後の2021年との比較のために掲載します。今回は天守編です。
本丸 天守へ
本丸御殿を見学したあとは熊本城のシンボルである大天守と小天守です。
五重六階に加えて地下一階のとてつもなく大きな天守。天守があまりにも大きいので小天守が小さく見えるけど、小天守も三層四階プラス地下一階でこれまた大きな天守だったりする。
小天守の地階につながる入口から入る。
この写真の入口に面した左側がトイレじゃなかったっけ。空中トイレですな。
天守最上階までの写真が無く、館内の写真撮影がNGだったのか、それとも人が写ってしまうのに遠慮して撮影しなかったのか覚えてないのだけど、残念ながら天守からの写真しかなかった・・・。
宇土櫓
熊本城の隠れた名スポットである宇土櫓。
西南戦争で焼かれることもなく、よく現存で残ってくれた!
外観は三重だけど五階建てで地下1階の櫓で、他の城でいったらじゅうぶんに「天守」規模なわけで。このレベルの五階櫓が全部で五基もあったという。
巨大な破風に加えて最上階には廻縁に高欄もめぐらせ、装飾もとてもゴージャス!
ここまできて力尽き、宇土櫓は登らないで終わりました。とにかく暑くてワタシも友人も疲労困憊。また来た時に行けばいいかと。と撤退しましたが、まさか熊本地震で続櫓が倒壊し、宇土櫓にも入れなくなってしまうとは。今でこそ思う。いつでも行けるとは限らない。つくづく思いました・・・。
現存だった北十八見櫓と不開門・平櫓
で、熊本城を脱出するのですが最後は重要文化財の櫓を通って戻ることに。
看板には「東十八間櫓」「北十八間櫓」「五間櫓」とあったけど、位置的に北十八間櫓と思われる。かぎ型になっている北十八間櫓があり、その右側に雁行の東十八間櫓がありました。熊本城の創建当時はこの付近が大手門の位置だったという。
写真からは見切れているけれど、左側には五間櫓が位置していました。
五間櫓の左側にはこれまた現存していた不開門とその上に乗っかっているのが平櫓。鬼門にあたり、北東隅に置かれていました。通常は不浄なものとして閉ざされていたそうで、穢れを運ぶときにのみ門を開いたという。現在は入城口となっていましたが、この平櫓は熊本地震で倒壊。不開門もほぼ倒壊のような状態になってしまいました。
どこを見ても石垣だらけ!
以降の写真はどこを撮影したのか記憶が定かではないのだけど、どこを撮影しても絵になるのです。
2009年7月の熊本城写真はこれで終わり!
2021年3月の訪問記へ続きます。
熊本城 特別史跡
- 住所:熊本県熊本市中央区本丸1-1
- アクセス:熊本駅から市電、バスを使って約30分。熊本周遊バス「しろめぐりん」が便利。1日乗車券(大人400円 小児200円)なら城彩苑、細川刑部邸、博物館など主要観光スポットの割引付きです。
- 駐車場:二ノ丸側、三ノ丸側、桜の馬場観光交流施設など周辺にもあります。
おすすめリンク
熊本城 公式サイト
特別公開の南ルート、北ルートや特別見学通路(空中通路)も含めた見学マップが掲載されています。熊本城はとにかく広いので、事前に何を見たいか?どこへ行きたいかを調べるべし!熊本博物館、旧細川刑部邸は三ノ丸にあって、城彩苑や二ノ丸駐車場から行こうとするとけっこう歩くよ!
熊本城 ふるさと納税
10,000円を納税すると、1年間は熊本市の運営する施設が入場無料になります。もちろん熊本城も対象です!
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