日本城郭検定 2級と準1級 W受験してきました。

昨日、日本城郭検定を受けてきました。

お城に関する検定はいくつかあるし、その土地のお城に特化した「ご当地検定」もいろいろあるけど、100名城を中心としてまんべんなく問題が出ることと、100名城スタンプのスタンプ帳である「日本100名城に行こう」を発行している日本城郭協会が主催していることもあり、この検定を受けてます。
前回、2級を受けたんだけど、ギリギリアウト。今回は自己採点をした限りでは合格できそうです。
そして次なる目標として、通称「武者返し級」と呼ばれている準1級に挑戦すべく、準1級も受けてみた。
どちらかというとこれは、「どこを見ても過去問や練習問題がないので問題研究のために受けてみた。」といった感じです。
どんな問題が、どのくらいの深さで出てくるのか?を探ってみた。
2級の構成はこんな感じ。
・日本100名城について
・その次に有名そうな城について
・ここ数年で発掘でわかった事実

日本城郭検定公式問題集 日本100名城編で過去問を解いてみて、あとはYahoo!ニュースで「城 発掘」などで検索してヒットした新聞記事などを事前に見ていくようにしました。
過去問を解いてみると、自分の苦手なジャンルがわかる。
ワタシは行ったことが無かった中国地方の城にめっぽう弱い。
土地勘もないし、戦国武将にあまり興味がないから、「背景を推理して解く」こともできやしない
そのかわり、幕末が好きなので幕末ぐらいからの城や歴史なら得意なんだけど、長年の城の歴史からいうと、ごく短い期間なんだよね。

なので、試験対策も兼ねて先日、山陽地方の城めぐりをしてきました。やっぱり、自分の目で見ないとわからんのだ。
予想問題や前回受けた2級の傾向から、意外と広島の福山城が出題確率が高いことに気がついたりしました。
先日の旅で実物を見ておいて良かった。
頭の中にすぐ解答が出てくるようになりました。

そして準1級は・・・
予想通り、難しかったです。でも、思ったより「100名城」からは離れていなかった。
準1級の出題は、「日本城郭検定公式問題集 日本100名城編が公式本なので、ここからとプラスアルファで出ます」と言ってはいるものの、100名城については一部で、聞いたことがないような城がいっぱい出てくるんじゃないか!?と戦々恐々としていたけど、範囲は恐れていたほどの広さではありませんでした。
そのぶん、深いけどね。
あまりに深くて、問題の日本語が理解できなかったくらいだよ。ここまでくると、笑えてくる。

今回の準1級は天守・櫓についてテーマ問題としていくつか出るということ。
直前に同じくガイド本である「お城のすべて」の天守についての章を眺めていたんだけど、屋根の破風の部分を装飾するものに「懸魚(げぎょ)」というものがあるのね。
これは破風の手前の部分についていて、その奥の壁(妻壁)には「蟇股(かえるまた)」という装飾がつく場合がある。試験中、問題を解いているうちにだんだんトリップしてきて、懸魚の問題が出てきたら、頭の中はこんな感じ。
懸魚
懸魚
懸魚
懸魚
懸魚
蟇股
蟇股
懸魚
懸魚
懸魚
ゲギョ
ゲギョッ。
ゲギョッ。
ゲギョッ。
カエル
カエル
カエル
と、頭の中がまるで鳥獣戯画

想像してみてください。
姫路城の天守の後ろに鳥獣戯画のカエルが出てきて兎と一緒に餅つきをやっている・・・・。
思わずそんな想像してしまったよ。まぁ、こんなもんだ。と開き直りましたわ。準1級はじっくり勉強します。
そして、また今週末に試験があって、こちらは会社の仕事にちょっと近いものなので、心して取り掛かります。
山陽の旅編はもうちょっと後で。

 

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