2023年の大河ドラマ『どうする家康』を勝手に応援企画!
2022年11月の松平のルーツをたどる旅。大給城編の続きは、石積みに狂喜乱舞しながら主郭の中の探索します。
そして大給城最大の見どころ、水の手!これがまたすごかった!
主郭
主郭は分断する石積みによって西側と東側の2つに分かれている。曲輪2から石積みに沿って登ってくると最初に出るのは東側の曲輪なんだけど、こちらのほうが一段高くて石積みの先にある西側の方が低くなっている。
現地の案内版にあった縄張図をもとに話をしているので、まずは縄張図を確認しながらご覧ください。
主郭 東側
主郭の石積みはさほど高くは見えないのだけど、掘ったらもっと深いところから積んでありそうだし、上の方は崩れているんだろうな。
残念なことに、主郭を分断する石積みの先の方はコンクリで固められている。崩落防止のためだろうけど、ちょっと残念な見栄えになっていた。
主郭の”ヘリ”まで行って下を眺めると、ストーンと落ちた先は曲輪があるのがわかる。
東側の散策を終えて西側へ。主郭を分断する石積みのおかげで西側へのルートが狭められている。
主郭 西側
同じ石積みを西側から眺めるとこんな感じ。
荒く積まれた(ように見える)石積みの間を埋めるように平たい石が差し込まれている。
曲輪2から登ってきたときに見た石積みの逆側(西側)はこんな感じ。荒く積まれているものの、落ちている方を見ると面がきれいにそろっている。
そして西側を見回すと奥に大給城の城址碑があった!
これがまたかっこよくて、ゲートのようになっているおおきな2つの岩のひとつの上に立っているのよ。
このゲートのような岩2つは当時はどんな使われ方をしたんだろ?この上に門を建てたい気分だけど、まわりの巨石の配置を見るとよくわからない。
主郭の西側はとても広く、縄張図を見る限りは主郭の西側だけでもは屋敷があったと言われる曲輪3並の広さ。
奥に見える石垣は主郭を分断する石垣。東側の曲輪はさらに先となる。写真手前の木の足下にある岩も、何に使われたんだろう?と想像してみたり。
大給城へは2022年11月19日に行ったのだけど、驚くほど紅葉がきれい!
あちこちに置かれている大きな石と、石に生えている苔などと合わせて見ると、城跡というより日本庭園に来たみたいだ!
紅葉に色づいた大給城散策。城跡を楽しむだけでなく、紅葉も楽しめますよ!
そして大給城からの景色が良いのがこの「物見岩」からの眺めだ!
物見岩
主郭の西の端っこにある大きな岩は「物見岩」と呼ばれていて、現代では「大給城展望台」と名付けられている。
眼下を眺めるより目の前の紅葉があまりにすごくて目を奪われて景色を眺めるどころじゃなかった。
そして物見岩から振り返ってたこの眺めもいい!
ところどころにある大きな岩だけでなく、真っ赤に染まった木々が日本庭園ような雰囲気を醸し出している。
ここなら住んでみたいと思ってしまうよ。
>>大給城のクライマックス 水の手曲輪へ
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