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久玉城

久玉城 基本情報

久玉氏代々の本拠で、築城年代は不明。島原の乱の際には天草一揆中(天草の国人領主八氏による連合体)の一氏としてカウントされていたことから、そのころには久玉城があったと考えられている。16世紀後半には天草氏の傘下に入り、支城だったという記録がある。関ケ原後に唐津藩寺沢氏の支城となり、大改修が施された。

かつては海の間近に位置し、三方を天然の地形に守られた堅固な城で、曲輪⑤の北には堀切が備わっている。曲輪は馬蹄形に配置され、馬蹄形の間に大手口がある。

見どころは曲輪①(三ノ曲輪)の桝形虎口高石垣。寺沢氏の改修と見られる。
曲輪④、⑤は土橋、堀切など中世の山城の構成要素が色濃く、久玉氏、天草氏時代の遺構と考えられる。

 

  • 築城年:不明
  • 築城主:不明
  • 種類:連郭式・平山城・海城
  • 天守: -
  • 主なタイトル  -
  • 主な遺構:堀切、土橋、桝形虎口、曲輪①と曲輪②の高石垣
  • 文化財指定: 県史跡
  • 所在地:熊本県天草市久玉町1837付近
    牛深東小学校の向かいに登城口あり
  • アクセス:熊本天草幹線道路上津浦ICから車で約1時間 国道266号沿い
  • 駐車場:なし。登城口から266号沿いに南に下ると車1台分くらいの路側帯に停めるしかない 
  • トイレ:なし
  • 売店・食事処など:なし 曲輪①にベンチがあるのでお弁当を食べるなら曲輪①で。
  • 女子城メグラー 難易度:★★★☆☆
    車でしか行けないので公共交通機関利用組には難所
    登城口からは10分くらいで曲輪①に到着する。草木が刈られて整備されているので歩きやすいけれど、登山靴推奨。
    曲輪①、②、④、⑤は普通に歩き回れるけれど、曲輪⑤の奥の堀切、曲輪⑤から東の曲輪群へはやぶの中を突入する覚悟が必要。

久玉城 見どころ

  • 曲輪①の桝形虎口 寺沢氏の時代に改修されたと思われる虎口の石積みが残る。
  • 曲輪①の高石垣 上からだと写真には撮りづらいの。降りて撮っている人もいるが、降り口はないので気を付けて。

久玉城 写真館

  • 2021年7月24日
  • 2022年12月11日

久玉城 中世と近世の面影を残す城 ~島原・天草の城めぐり(8)

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